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韓国ドラマ

雲が描いた月明り最終回とその後を考察!ドラマと小説の違いもチェック!

当記事では、ドラマ『雲が描いた月明り』の最終回について、その後の展開を予想・考察しています。

実際の歴史とドラマを見比べ、さらに原作小説との違いまでをまとめています。

その他、あらすじや見どころ、重要なキャラクターのその後の運命など、詳細な分析を通じて、物語の魅力や深みを掘り下げています。

当記事を通じて、「雲が描いた月明り」の多面的な魅力や、物語の背後にある歴史的背景、そしてドラマと原作小説の違いについて理解を深めることができますよ。

作品に対する新たな見方や、より豊かな解釈が可能になるでしょう。

『雲が描いた月明り』の動画を見たら、ぜひ原作も読んでみてください。

作品の良さが、より深く味わえますよ〜!

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雲が描いた月明りの最終回とその後は?

ここでは、3つの視点から最終回以降の展開を考察しようと思います。

以下の3点です。

  • 実際の歴史
  • ドラマ
  • 原作小説

とくに実際の歴史のほうは、ドラマを観て感動された方には、ちょっと水を差すような内容かもしれません。

「読まないほうが余韻が残って良かった」と思わないようにしてくださいね。

カントラ
カントラ
実際の歴史のところは、飛ばして読むとか?
カリュウ
カリュウ
ドラマを観てほんわかした気持ちになり、その後のハッピーエンドが知りたい、と思ってる場合は、そうしたほうがいいだろうな。

実際の歴史

雲が描いた月明りは、イ・ヨンとホン・ラオンを主人公にした物語です。

イ・ヨンは、実在した人物『孝明世子(ヒョミョン)』をモデルにしています。

いっぽう、ホン・ラオンは、実在の人物ではありません。

ラオンは、反乱の首謀者であった『ホン・ギョンネ』の娘として登場しています。

しかし歴史では、ギョンネには2人の息子がいただけで、娘はいなかったそうです。

つまりホン・ラオンは、小説で架空の人物として登場し、さらにドラマでも脚色が加えられたキャラ、ということになりますね。

また、実際の歴史では、孝明世子(ヒョミョン)は世子嬪(セジャビン)と結婚します。

ドラマでチェ・スビンが演じた『チョ・ハヨン』と結婚した、ということです。

2人の間には息子(ファン)が生まれますが、それから数年後には、孝明世子は22歳の若さでこの世を去ります。

よって、孝明世子は王になることはなく、その息子であるファンが王位を継いだのです。

カントラ
カントラ
なるほど。ドラマと比べると、ハッピーエンドとは言い難いな。
カリュウ
カリュウ
追い打ちをかけるようだが、以下もドラマファンには酷かもしれぬ。心して読みたまえ。

ちなみに、ラオンの父であるギョンネは、スンジョ(イ・ヨンの父:朝鮮の王)からしてみれば、大罪人ともいえる存在です。

反乱を起こした数千人は、スンジョの命により、女性や子供以外は処刑されたそうです。

中でもギョンネの一家は逃さないように、とくに厳しく洗い出されたようです。

仮に娘がいたとしても、宮廷で王子と恋に落ちる、という展開はなかったと思われます。

ドラマ

ドラマでは、チョ・ハヨンは、自ら世子嬪(セジャビン)を退く決意をして、ヨンからその許可を得ます。

その後、ラオンとヨンがキスをして、幸せな未来に向かうようなシーンが描かれています。

イ・ヨンは短命でもなく、王位を継ぐシーンも描かれています。

主役の2人だけじゃなく、周囲の登場人物もそれぞれの人生を生きています。

実際の歴史とは違い、ハッピーエンドを迎えるわけですね。

知りたいのは、「その後」にどうなったか、ですよね。

あくまでも個人的な考察ですが…

イ・ヨンが王であり続ける限りは、この幸せが続くと考察します。

なにしろ、もっとも権力の強い『王』ですからね。

王であるヨンがラオンとの結婚をのぞみ、さらに周囲にも反対意見がなくなったのであれば、そりゃ幸せでいられるでしょう!

小説

小説のクライマックスは、史実と違い、主人公の孝明世子(ドラマでのイ・ヨン)は実はこの世をさっていなかった、という形に書き変えられています。

宮廷内では死んだふりをして、そこで暮らす人々をごまかす展開が描かれているのです。

それもこれも、宮廷を出てホン・ラオンと一緒に暮らすため!

つまり、「ヨンは逝去することはなかったが、王になることもなく、ラオンと一緒に一般人として暮らしましたとさ」というクライマックスです。

その後、ヨンとラオンには息子が生まれ、その子が宮廷に戻って王になる、という展開も描かれています。

その子を宮廷に戻したのが世子嬪(セジャビン)、つまり、ドラマ版でのチョ・ハヨンになります。

史実では、ヨンは亡くなり、その子が王位を継ぐ。

それに対して小説では、ヨンは宮廷からいなくなり、しばらくして子供が生まれ、その子が王位を継ぐ。

といった脚色がされているわけです。

不遇の結末など何もない、ハッピーエンドな結末と言っていいでしょう。

最終回のあらすじ・見どころ(ネタバレあり)

ドラマの最終話について、以下にあらすじ・見どころをまとめました。

『最終回のその後』についてのサポートとして、軽くチェックしてみてくださいね。

毒による危機と救出

宮廷の暗い陰謀が渦巻く中、イ・ヨンは死と隣り合わせの危険な状況に陥る。

ある晴れた日、陰謀により毒入りの薬がヨンの手に渡り、ヨンの命は糸の上を踊るほど風前の灯に。

宮殿内の静かな部屋で、ヨンはその薬を飲んでしまったのだ。

体は徐々に力を失い、命の炎が消えかけてゆく…

「世子さま」

ラオンの声が震える部屋に響き渡る。

茶山先生は急いで薬草と水を混ぜ、ヨンの唇にそれを押し当てた。

ヨンは目を閉じたまま静かな様子で苦しんでいたが、ラオンの涙に触れたかのように、徐々に呼吸は安定し、意識が戻り始めた。

「ラオン….」

その声は弱々しくも、ラオンにとっては世界で一番美しい旋律だった。

ラオンの愛と、茶山先生の知恵が、ヨンを死の淵から救い出したのだ。

しかしヨンは、自分が回復したことを隠すようにと、茶山先生に伝える。

何か、思惑があるようだ。

母の手紙と衝撃の真実

母の遺した手紙が見つかり、運命の歯車が大きく回り始める。

この手紙は、イ・ヨンの母が死の間際に書き残したものだった。

母の命がどのようにして奪われたかの、衝撃的な真実が記されていた。

手紙は、ヨンウン王女が幼い頃の記憶から呼び起こした、秘密の場所から発見される。

「母上…」

ヨンの声は震え、手紙を読む指は青白い。

母が残した文字からは、家族への深い愛と宮廷の陰謀が見え隠れしていた。

彼女の死には家族の中の裏切り者が関わっており、ヨンはこの事実に打ちのめされる。

自分も毒殺されかけたヨンは、母の命が奪われたこととの共通点に気づいた。

この手紙は、ヨンの人生における大きな転換点となる。

この瞬間から、ヨンは自身の立場と王室の未来に対する新たな決意を固める。

ラオンのために命を落とすユンソン

証拠の手紙がラオンたちに見つけられたと聞いたホンは、ラオンを始末するように命じる。

ユンソンはラオンを守るため、自らの命を犠牲にする。

暗転する夜の中、ユンソンは敵に立ち向かい、重傷を負って命を落としたのだ。

「なぜ、なぜこんなことに…」

ラオンの声は震えていた。

ユンソンは微笑みながら彼女に言う。

「君を守るためなら、何でもする」

ユンソンの目は徐々に閉じ、静かに息を引き取る。

ラオンの手は無力にユンソンの体に触れ、涙は止まらない。

ホンの陰謀は打ち砕かれる

王妃との会話や、ヨンの母が残した手紙により、領議政ホンの陰謀が明るみになった。

ヨンの母の死に隠された真実が明らかになり、長年の謎が解き明かされたのだ。

母の死は、領議政ホンによる計画的な暗殺であり、その背後には王室の権力闘争があったことが判明した。

ヨンはこのことを突き止め、ホンやその側近たちの処刑を決める。

しかしホンは、処刑されるまでもなく、自害するのだった。

王とラオンの未来

ラオンが描いた小説のタイトルは、『雲が描いた月明り』。

ヨンとラオンは、コスモス畑を歩きながら、この小説について語り合う。

そして、お互いをどう思っているのかについても。

<ラストシーンの解釈>

最終回は、イ・ヨンとホン・ラオンの二人がコスモス畑を歩くラストシーンで締めくくられます。

コスモスの花は、愛の純粋さと自由の象徴。

つまり、二人の新たな始まりを示唆しているんですね。

「君は誰だ?」と問いかける、ヨン。

その答えは自らの心にありながらも、ラオンの言葉を待つ。

「王様が創る国の1人目の民ですか?」

「君は、余の世界を満たすラオン(楽しさ)だ」

自由と責任の間で葛藤する二人が、互いを深く理解し合い、共に新しい道を歩むことを決意しているかのようです。

カントラ
カントラ
ここで物語は終焉となるため、2人の未来は明確に描かれてはいないわけだが?
カリュウ
カリュウ
それでも、2人が共に幸せな未来を築いていくことを想像することができるよな。

主要キャラクターのその後

最終話では、主要キャラクターの運命も明らかになります。

王子イ・ヨン(パク・ボゴム)は、毒による危機を乗り越え、王としての地位を確立。

ラオンと深い愛情を育んでいくであろう未来まで、予期させるクライマックスが描かれる。

いっぽうのラオンも、ヨンへの深い愛と、彼を支える決意をしたかのような微笑みを見せる。

ラオンは作家としての才能を開花させ、積極的に社会貢献してゆく道を選ぶ。

ユンソンは、ラオンを守るために命を犠牲にした。

キム・ビョンヨンは、友情と義理の間で葛藤する。

王子の護衛としての役割を忠実に果たしながら、自身の過去と向き合う。

チョ・ハヨンは、未来への新たな一歩を踏み出す。

世子嬪の地位を放棄し、自らの幸せを見つけるための旅立ちを選ぶ。

雲が描いた月明かり:ドラマと原作小説の違い

ドラマ化により、原作小説(韓国でのみ出版)とは違った点がいろいろあります。

ここでは、ドラマと原作小説の違いについて、いくつかピックアップしてみました。

キャラクターの登場頻度、物語上の比重

ドラマでは、実際に存在した人物名の多くが変更されました。

歴史的な歪曲に関する論争を避けるため、だそうです。

さらに、パク・ボゴムとキム・ユジョンといった人気俳優を前面に押し出すことで、作品の雰囲気を明るくし、原作の重厚さを軽減しています。

また、原作で三角関係の一角を担っていたキム・ビョンヨンの役割が削減され、代わりにキム・ユンソンとチョ・ハヨンの役割が強化されています。

もともと原作では三角関係っぽかったのに、四角関係の雰囲気に変更されているのです。

映像化の過程で、詳細なストーリーの語りを避け、主要キャラクターに焦点を当てる形で物語を展開させる目的があったともいわれています。

序盤は明るい雰囲気で進行される一方、中盤を過ぎると徐々に雰囲気が重くなるのも、ドラマ版ならではの演出になっています。

 

いっぽう原作小説では、歴史の人物や出来事をより忠実に再現しています。

ドラマとは異なり、キャラクターの性格や物語の展開において、原作固有の重厚さや複雑さが保たれているのです。

特に、キム・ビョンヨンの役割は原作ではより重要であり、三角関係の中心的な存在として描かれています。

また、原作ではキム・ユンソンとチョ・ハヨンの役割はドラマほど強調されておらず、物語の展開やキャラクター間の関係性も異なっています。

原作のストーリーは、歴史的背景や細かなディテールに深く踏み込んでおり、映像化されたドラマとは一線を画す独自の世界観を持っています。

ホン・ラオンの家族関係と、宦官になるまでのプロセス

ドラマでは、ホン・ラオン(演:キム・ユジョン)の家族関係が大幅に簡略化され、彼女が宦官になる経緯も変更されています。

作中では、ラオンは幼いころに母親と別れ、養父に育てられたシーンが描かれます。

その後、養父が抱えた借金の回収を試みる者たちによって、彼女は強制的に宦官にされるという展開になっているのです。

 

いっぽう原作小説では、ラオンは母親と妹と一緒に暮らしています。

ラオンの妹は、深刻な病気を患っているため、薬代を稼ぐ必要があるのです。

このため、男装をして宮廷に飛び込む姿が描かれています。

ラオンが宦官になったのは、妹を医者に診せるための費用を稼ぐため。

つまり、自発的に宦官の道を選んだわけです。

カントラ
カントラ
無理やりか、自分からか、という違いがあるわけだな。
カリュウ
カリュウ
結果的に宮廷に入ったのは同じだが、プロセスの違いも面白いな。

お菓子の役割

ドラマでは、お菓子がイ・ヨン(演:パク・ボゴム)とホン・ラオンの愛を象徴する重要なアイテムとして登場します。

特に、イ・ヨンがホン・ラオンに向けて「君は私のお菓子」という甘い愛の告白をするシーンが印象的ですよね。

韓国では、この台詞がネット上で大きな話題となったようです。

女性ファンの間では、「お菓子」が愛のシンボルとして急速に広まったとか!

いっぽう原作小説では、ホン・ラオンが自らお菓子を作り、イ・ヨンはそれを美味しく食べるというエピソードがあります。

お菓子がラオンの愛情を表現する手段として使われ、イ・ヨンがお菓子を食べることで、二人の絆がいかに強固であるかを表現しているのです。

このように、ドラマと原作ではお菓子を通じた愛の表現方法が違っています。

両者の関係性の深さを、違った形で描いているのです。

原作のイ・ヨンは、女性の顔を識別できない

ドラマでは、ヨンがラオンを、実は女性であると知るプロセスは、とてもハートフルでロマンティックな形で描かれています。

ヨンがラオンを訪ねた際、彼女が美しい女性に変身しているのを目撃したヨン。

その瞬間、ラオンが女性であると気付くシーンは、とくに印象的ですよね。

 

いっぽう原作小説では、ヨンは女性の顔を識別することができないという、ユニークな特徴があるのです。

宮女や王女たちの顔すらも識別できず、外交的な失敗につながるほどの問題を引き起こすほど!

しかし、この特徴が逆に、イ・ヨンとホン・ラオンの間の特別な絆を強調する要素となります。

原作では、提灯祭りの日に女性として姿を現したラオンが、ユンソン(演:ジニョン)と一緒に歩いているシーンがあります。

そんなワンシーンで、ラオンとヨンとがぶつかり、ヨンはラオンが女性であると気づくのです。

原作のユンソンは自分の気持ちを吐き出さない

ドラマでは、ユンソンがヨンに対して、ラオンへの自分の感情を積極的に表明しています。

特に、第10話にて、ユンソンもヨンと同じ人を愛していることを告白するシーンは印象的です。

ドラマでは、こうした直接的な感情のぶつけ合いを通じて、キャラクター間の葛藤と緊張感を高めています。

 

いっぽう原作小説では、ユンソンのアプローチは異なります。

原作では、キム・ユンソンはラオンに対してのみ愛を告白し、ヨンにはその感情を明かさないのです。

ユンソンは、ラオンを手に入れるために全力を尽くします。

ヨンとの政治的な戦いにも奮闘しますが、最後までヨンに対して自分の本心を打ち明けることはありません。

まとめ:雲が描いた月明り最終回とその後を考察!ドラマと小説の違いもチェック!

当記事では、ドラマ、原作小説、そして実際の歴史という3つの異なる視点から、物語の最終回やその後の展開について深く掘り下げてみました。

ドラマでは、ヨンとラオンは愛を深め、幸せな未来へと進む様子が描かれています。

また、ヨンは王としての地位を確立し、ラオンは作家としての才能を開花させるシーンも登場します。

いっぽう実際の歴史では、孝明世子(イ・ヨン)は若くしてこの世を去り、世子の息子が王位を継ぎます。

ホン・ラオンは架空の人物なので、存在もしていません。

原作小説では、史実をハッピーエンドに書き換えています。

ヨンが実際にはこの世を去らなかったこと、そしてホン・ラオンとともに一般人として生活を送るという展開があるのです。

当記事を読んでから、またドラマを観てみると、新しい感動が芽生えるかもしれませんよ!

『雲が描いた月明り』の動画を見たら、ぜひ原作も読んでみてください。

作品の良さが、より深く味わえますよ〜!

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